Sugiyaman

「毎日練習、さぁ練習」ドラマーSugiyamanのブログ

ドラムやってるSugiyamanです。ドラムの練習や機材について、CDを聴いた感想、プレイ分析、その他思っていることや雑談をマイペースに書いていこうと思いす。

右手に頼りすぎてない?安定したビートを叩くための練習方法

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楽曲に対して構成されているドラムフレーズは、大きく分けてビートフィルがあります。

 

耳馴染みのあるロックやポップスなどでは、8ビートや16ビートを叩きセクションの変わり目などに2拍〜1小節くらいのフィルを叩くというのが一般的です。

 

ドラムをやっていると、派手でかっこいいフィルや複雑でいかにもテクニックがなければ叩けないようなドラムフィルに憧れを抱き、そういったものをたくさん練習することでしょう。

 

派手なフィルや手数の多いフィルといったら、ドラマーの見せ場みたいなものですからね⁉︎

 

ですが冷静に曲中でのビートとフィルの割合を考えてみると、圧倒的にビートを叩いている割合の方が多いはずです。

 

つまり、いくらフィルの練習をたくさんしてかっこいいフィルが叩けるようになっても、不安定なビートしか叩けなかったら良いドラマーとは言えません。

 

極論を言うと、フィルが一切叩けなくてもビートさえ叩ければ曲は成立します。

 

しかし、フィルしか叩けないとなると楽曲を成立させることは難しいです。(不可能ではないですが)

 

そうなるとドラマーとして価値を高めるには、一緒に演奏している人がやりやすいと感じる安定したビート・聴いている人が心地よいと感じるビートを叩けるようにしなくてはなりません。

 

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学校行ったくらいで業界とのコネ作れると思ってんの?音楽学校の特徴と現実

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音楽が好きだ!

学生時代、部活や学校の仲間と組んだバンドでステージに立ったあの感覚が忘れられない!

ミュージシャンになることが小さい頃からの夢だ!

憧れのアーティストみたいになりたい!

 

年齢や経緯は様々ですが、ミュージシャンとして活動し生計を立てていきたいと思っている人は多いです。

 

しかし、ミュージシャンとして活動するのならしっかりとした技術が必要になります。

 

かっこいいフレーズや良い曲がひらめいても、それを演奏したり音として表現する能力がなければ何もひらめいていないのと同じことです。

 

ライブなどでは、お客さんがお金を払って見に来てくれているにも関わらずひどい演奏をしていたら、そのバンドやアーティストのライブにまた来たいと思う可能性はかなり低くなります

そもそもお金を払ってもらっているにも関わらず、そのような演奏をしていたら失礼ですからね。

 

例えば食事をしに入った飲食店がひどい料理を出してきたら、もう二度と来ないと思うでしょうし、この一回の食事に使ったお金と時間が無駄だったなと感じてしまうはずです。

これと同じです。

 

どの分野でもそうですが、プロアマ関係なくお客さんにお金を払ってもらう場合、その料金以上の価値をお客さんに提供するのが当たり前です。

たとえ無料だったとしても、わざわざ足を運んでくれたとあれば交通費がかかっている場合もありますし、時間を確保してきてくれているわけです。

 

つまりお金を払ってもらっている以上、全ての人がプロであると認識すべきと僕は思っています。

 

また、音楽の世界は気持ちだけでどうこうできる世界ではどんどんなくなってきていますので「技術なんてなくても、俺の熱い気持ちでオーディエンスを沸かせてやるぜ!」なんて発想では通用しません

しっかりとした演奏者としての技術があるから、そこに気持ちが乗ったり宿るのです。

 

音楽業界も不振ですので、事務所に所属できても駆け出しの技術のないアーティストにかけるお金なんてないんですよ。

技術がなかったらまともな音源をレコーディングするのにどれだけ時間がかかると思っているんですか?

それだけ場所と時間がかかるために、お金もかかるということになるんです。

 

そんなわけで、しっかり演奏できる・上手く演奏できるというのは当たり前の世界なので演奏能力をつけていかなくてはならないのですが、独学ではすぐに限界がきてしまいますし効率も良くありません。

 

しっかりと基礎を学び実践でのノウハウをある程度取得したのならそれ以降は、自身で演奏についての研究を重ね日々の練習や実践での場数を踏んでいくという各々の独自の方法を取っていくことになるのですが、何もない人がネットで調べたり教則本を読んだりした程度の独学でどうこうできる分野ではありません。

 

ゲームのようにネットの攻略記事を読んだり攻略本を買って読めば、サクサクゲームを進められるというような世界ではないですから。

 

人に習うのが一番です!

独学以外の方法となると、人に習うことが必要になってきます。

 

そこで選択肢に上がってくるのが、音楽の専門学校や大学に入学し自身のパートを専門的に学ぶということ。

または、マンツーマンやグループなど形態は様々ですが週一回などのペースで数時間のレッスンに通うという大きく分けてこの2つが選択肢に上がってくるでしょう。

 

今回の記事ではその選択肢の1つ「音楽の専門学校に通う」ということに焦点を当てて、

  • 音楽学校というものがどういうところなのか?
  • メリット・デメリットは何か?
  • パンフレットなどに書いてある客寄せの言葉の真偽・現実とは?

ということについて書いていきたいと思います。

 

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Groove(グルーヴ)を出すには濃縮が必要!2種類の深みとは?

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以前の記事でグルーヴドラマー、テクニカルドラマーについて触れました。


では、今回はグルーヴを出すためのトレーニングを紹介したいと思います。

グルーヴとはなんぞや?と思った人や、グルーヴは人それぞれ捉え方が違ったりもするので、僕が思うグルーヴについては上の記事で触れていますので先にそちらを読んでいただけると良いかと思います。

 

グルーヴを鍛えるには様々な方法がありますが、今回は濃縮について紹介いたします。

 

深みを出す方法の勘違いと2種類の深み

タイトルにもありますが、今回のポイントとなるのが濃縮です。

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ドラムで濃縮ってなんだ・・・?と思うかもしれませんが、僕が思うドラムの濃縮というのは叩いているビートやフレーズの深さと言い表せると思っています。

 

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手っ取り早くモチベーションを上げるには本を読もう!

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今日、出先で中途半端に時間が空いてしまったので書店に行ったのですが、そこで気付いたことを書きたいと思います。

 

皆さん本を読んでいますか?

 

少し言い方を変えましょう。 

どれだけ長文の文章を読んでいますか?

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文字に対する抵抗

学生時代は教科書や参考書を授業中や自宅での勉強などで嫌でも読まなければいけなかったので、読んでいる内容に興味があろうとなかろうと文字を読む機会は多かったはずです。

 

しかし、大人になるにつれて文字を読む機会って人によってはかなり低くなるんです。

 

仕事柄常に文字を読んでいる人もいますが、そうじゃない職種の人もたくさんいます。

 

もちろん文字を読む機会が少ない人でも趣味が読書の人は文字を読む機会はキープされていますが、そうじゃないと文字を読むことにどんどん抵抗が出てくるんです。

 

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グルーヴがない、上手くない・・・その評価間違ってない?

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だいぶご無沙汰なブログ記事投稿となりました。

 

ちょっと動画の編集作業(ドラムや音楽以外の内容)をやったりしていたもので、記事投稿が滞ってしまいました。

また、ドラム関連の記事を中心に投稿していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

そんなわけで、今回はテクニカルドラマー・グルーヴドラマーについての話をしたいと思います。

 

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グルーヴとは?

よく聞く「グルーヴのあるドラム・演奏」という言葉があります。

 

グルーヴって何?と思う方や、何となく意味はわかるけど明確に言葉にできないという方がほとんどだと思います。

 

グルーヴについては人それぞれ微妙に解釈が違ったりしますし、いまいち明確に言葉にして説明できないというのが実際のところなので無理もないです。

 

それゆえに安易にグルーヴという言葉を使わないようにする人や、その逆に何でもかんでもグルーヴという言葉で表す人がいて音楽をやっているに人にとっては意外と厄介なワードだったりします。

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ポケモンGOにハマってますが、ゲームをやるだけが目的じゃないんですよね⁉︎

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久々のブログ投稿なのですが、これには理由があるんです⁉︎

 

それは、僕がポケモンGOにハマっていたからなんです・・・

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ゲームの類はここ何年もやっていなかったのですが、7月下旬のリリースの際は凄まじい話題かつ社会現象になったポケモンGOに興味が湧き、リリース日からやり始めてみました。

 

マイペースにやってきたのですが、リリース当初はスマホのゲームを一切やったことのない僕にとってはゲームが無料でできるなんてすごいな⁉︎課金システムなんてあるのか⁉︎という過去からタイムスリップしてきた人のような反応でした・・・

 

学生の時は普通にゲームをやって育ってきましたし、ゲームは好きな方だと思います。

 

しかし、もう何年も(おそらく5〜6年)ゲームの類を一切やってこなかったのには理由があります。

 

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クーラー病の恐怖・・・せっかくの時間が台無しになるよ

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8月に入り夏真っ盛りということもあり、暑い暑い毎日を過ごしているかと思います。

 

そんな暑い夏でもドラマーは毎日のように練習をします。

学生さんなんかは夏休みということもあり、いつも以上に練習時間をとれているのではないでしょうか。

 

もちろん学生さんでなくても家でパッド打ちをやったり、練習スタジオに通いつめて練習しているはずです。

ですが、気をつけてください!

 

そんな、努力し頑張って練習しようとする気持ちを台無しにしてしまう症状に夏は陥ってしまう可能性があるのです。

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その症状とはクーラー病です。

 

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