サンバキック上でキャノンタムやらロートタムやら使ってみると・・・
先日、こんな動画ツイートしてみました。
サンバのリズムで〜
— Sugiyaman (@DrumSugiyaman) February 8, 2016
パーカッション的な〜
もうちょい速いテンポでも良かったな⁉︎@remopercussion @PaisteNation @vicfirth @PearlDrumCorp @pearl_drum #ドラム pic.twitter.com/OAtUn4PwCb
サンバキック踏みながらパーカッションぽいフレーズを叩いてみたので、軽くポイントをまとめてみたいと思います。
まずフレーズの雰囲気なんですが、サンバキック踏んで手のフレーズもそれに合うようなものを叩いているので、陽気でゴキゲンな感じですよね!?
足はサンバキックをずっと踏んでいるので、これが安定しないとゴキゲンな感じにならないので、安定するようにいっぱい踏むことですね。
そして手なんですけど、ま〜それっぽこと叩いているんですがポイントは使っている楽器と、スネアの叩き方ですかね。
個人的な話なんですが僕はキャノンタムとかロートタムとかの特殊なタム、独特な音のするタムが好きなんです。
もちろん通常のタムも好きなんで、3点セット+キャノンタム、ロートタムのセッティングをしているんです。
独特なパーカッシブな音なので今回はこれを叩いてパーカッション的な雰囲気を出しているのです。
キャノンタムもロートタムもこういった使い方だけでなく、どんなジャッンルにも使って問題ないのでオススメですよ。(使い所はセンスを問われますが)
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ロートタムに関してはこんな記事も書いたのでどうぞ。
そしてもう1つのポイントがスネアの使い方です。
今回はティンバレスっぽい雰囲気を出すために、スナッピーをOFFにして叩いています。
これだけなら直ぐに実践できるんですが、アクセントの部分をリムショット(打面とリムを同時に叩く)で叩いています。
普段リムショットを使っていない、慣れていない人には少し難しいかもしれませんが、このリムショットは使用頻度がものすごく高いのでぜひ出来るようにしておいた方が良いです。
スネアの音量も上がりますし、音色もリムの金属成分が混ざるのでヌケのよいパワーのある音になります。
リムのかけ具合でも音色は変わるので、その辺も色々試してその場その場にあった音色が使えると良いです。
そして今回はさらにスネアを叩く位置も工夫しています。
僕は通常スネアの中心を狙って叩くのですが、今回は中心より手前側(自分に近い方)をリムをかけて叩いています。
叩く位置をスネアの中心から遠ざけていくと甲高い音色に変わっていくのです。実際に中心から段々と手前側に叩いていくと音色が変わっていくのがわかると思います。
この甲高いヌケの良い音が好みの人は、あえて中心を叩かずに通常のショットも真ん中を外して叩いています。
音色的には甲高くヌケの良い音になるんですが、そのぶん太さがなくなったり音量も中心から遠ざかるほど小さくなっていくので、外す距離感も問われます。
そんな感じで今回はティンバレス感を出したかったので、叩く位置は中心より少し手前でリムは結構極端にかけています。
興味のある人はキャノンタムやロートタムを叩いてみたり、スネアの叩き方による違いの研究をしてみると面白いと思います。
ですが、結局のところ機材を揃えたとしても、音色の違いを研究したとしても、自分のプレイがそれを活かすことができなければ意味がないので、最終的には練習が大切ってことになりますね。