恩は売れない・・・何も返ってこない・・・
「スポンサーリンク」
友人、知人、ちょっとした顔見知りから、何か頼みごとをされることって結構あります。
その時に本当はちょっと時間的に厳しいけど無理に引き受けてしまったり、実際はお金を払ってもらいやる内容を知人だと請求しづらく、無料もしくはかなりの安値で引き受けてしまうことってあると思います。
そして、その引き受ける判断要素に、恩を売ったことによる後の見返りを期待して引き受ける場合もあると思います。
この恩が何かにつながるのではといった淡い期待です。
人間は腹黒いですから、間違いなくこういったことを考える時ってあるはずです。
もしくは、断れなかった自分に対して恩を売ったことになるから大丈夫だと、自身を納得させるためにも使われたりもするでしょう。
僕も、もちろん今まで腹黒さが働いて恩が売れるんじゃないかと無理に何かを引き受けたり、その場の断れない空気や変な情を感じてしまって相手に都合のよい条件で何かを引き受けてしまったことはあります。
恩は売れない
今までそんな経験をしてきて思ったのは、
自分が売ったと思っていた恩は、相手は100%買っていないということです。
今までの人生を思い返してみてください。
恩を売ったと思って引き受けたことに対して、自分が満足するほどの見返りが返ってきたことってないはずです。
相手はその瞬間は感謝しているかもしれませんが、そんなものはすぐに忘れてしまうし単にラッキー、助かったとしか思っていません。
むしろ最悪なのはアイツに頼めば引き受けてくれる、この値段で仕事をしてくれると味をしめられます。
感謝されるどころか、その人にとってのいいように使える人物リストに入れられます。
自分が使った時間・労力は間違いなく回収できません。
「スポンサーリンク」
恩を売れると感じる背景
もうひとつ僕が思うのは、恩が売れると自分が感じた相手の頼みごとの性質として
- 自分以外にもその頼みを引き受けることが出来る人が少なからずいる内容
- 頼んできた相手の自業自得が目に見えてわかる
この二つは純粋になんとかしてあげたいと思えないんですよね。
自分がやりたい・望んでいると感じた内容だったら構いませんが、1つ目の場合はなんで他じゃなくて、こんなことばっか自分に頼んで来るんだと感じます。
2つ目だったら、なんでお前の尻拭いを自分がしなければいけないんだと感じます。
ですが結局、相手のもっともらしい理由だったり情に訴えかけてくる振る舞いによって仕方なく引き受けるかと思うのですが、もちろん不満は抱いているのでここで恩を売って後で倍にして回収してやろうという思考や、こっちの立場で考えたらそれ相応のお礼をしてくるだろうといった思考がめぐり、見返りを期待して引き受けてしまうと思います。
どちらにせよ、自分がやらなくても良い内容を無理してやる必要はないし、相手の尻拭いをわざわざする必要はないのでシンプルに断るもしくは具体的な報酬を事前に相手に要求すればよいです。
そうでもしないと、相手にいいように使われて終わりです。
恩を売っても何も返ってきません。
純粋にやらなきゃと思ったらやる
色々と腹黒感満載で書いてきましたが、どう考えても自分がやるしかないとか、恩を売るとか見返りがどうのとか一切頭をよぎらない内容であれば多少無理してでもやれば良いと思います。
おばあさんが重い荷物を持って階段を大変そうに登っていたら助けるでしょ!
荷物持ちましょうかって声かけるでしょ!
お礼にいくらかもらえないかな、などと思わないでしょ!
そういうことだと思います。
まとめ
人間いい人ばかりでないので、今回は自分に言い聞かせるために書きました。
今までけっこう損してきた場面がありましたからね。
ま〜、それも勉強ですが・・・
年齢を重ねれば重ねるほど、こういったことは多くなるので変に頭を回さないでシンプルに
無理なものは無理
引き受けてもいいけどこれだけかかるよ
と即答できるようになりたいものです。
情の線引きをしっかり出来るようにならなくてはね!
「スポンサーリンク」