私、Sakuraさんに師事しています。
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今日から本格的にドラマーのSakuraこと櫻澤泰徳さんのレッスンを受け始めました!!!
僕にとっての憧れのドラマー、いわゆる自分にとってのドラムヒーローは何人もいます。
神保彰さん、沼澤尚さん、村上“ポンタ”秀一さん、yukihiroさん、Mike Portnoy、Mike Mangini、Dave Weckl、Steve Smith、Vinnie Colaiuta、Shane Gaalaas、Pat Torpey等、他多数
そして僕にとって特別なドラムヒーローが一人いるんです。
それが
Sakuraさんです!
なぜ特別か?
僕は、小学生の時にクリスマスプレゼントに買ってもらったL'Arc-en-Cielのライブビデオでドラムを叩いているSakuraさんの姿を見て、プレイのキレと雰囲気に衝撃を受けました。
なんてカッコイイんだと!
その瞬間から、僕の夢はドラマーになることになりました。
それ以来、Sakuraさんの叩く音源や映像やインタビュー記事は常にチェックしつ続けてきました。
ドラムのプレイにはじまり様々なことに影響を受け参考にしてきました。
単純なファンとしての気持ちもあり、憧れのドラマーという尊敬の気持ちもあります。
そして何より一番の特別だという理由は
ドラムを始めるきっかけを作ってくれたということです。
ドラムに限らず楽器をやっている人、もっと言うとどんな分野でも自分が何かを始めるにあたって、誰かへの憧れで始める場合って結構あると思うんです。
もちろんその憧れの対象は一人ではなく複数人の場合もあります。
ですが、「よし、やろう」と自分の中で決断するその瞬間・場面で見ている憧れの人物は一人だと思うんです。
それが僕にとってはSakuraさんなんです!
レッスンを受けるきっかけ
以前からSakuraさんのホームページSAKURAZAWA YASUNORI.JP を見ればレッスンをやっていることは知っていました。
ですが、「憧れゆえのビビり」や「そう簡単に自分の憧れの人には会ってはいけない。会うには自分が同じフィールドに行かないと意味がない。」と思っていました。
ところが先日こんなことが起こりました。
たまたま僕がSakuraさんのツイートを引用リツイートしたら、Sakuraさんが反応してくれたんです。
@DrumSugiyaman スティックの握り方はつのだ☆ひろさんのものを踏襲したものです。多少自分なりにアレンジは施してはいますが、根幹はひろさんのスタイルの模倣です。自分的にはひろさんからの影響が多大なんですよね。
— Sakura 櫻澤泰徳 (@sakurazawa) 2016年3月8日
もうね、驚きと嬉しさで気絶するかと思いましたよ!
リプライするのに文字を打つ手が震えました。
そしてさらに次の日Sakuraさんがレッスン風景の動画を投稿していまして、
drumレッスン承ります。https://t.co/55QxaiYPDj
— Sakura 櫻澤泰徳 (@sakurazawa) 2016年3月9日
※映像はあくまでもイメージです。 https://t.co/hgGeXQr4zT
そこからさらにツイッター上で絡んで頂いて、
そこで僕の中で吹っ切れたものがありました。
「俺は何を今まで躊躇していたんだ・・・ レッスン行くしかない!」と。
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どんなことを習っているのか
僕はもともと音楽学校に通いドラムを勉強し、さらに卒業後1年間その学校の先生の中の一人の方のところに個人レッスンを受けに行っていました。
そこから、その習ったことを元に自分で練習や研究を重ねつつバンドを転々としていたのですが、僕が十九、二十歳前後で習ったことってドラムのプレイについての基礎やその応用の仕方が中心でした。
もちろん、プレイにおいての技術は大切ですし教わる順番としてはそうなってしまいますので、僕の中で消化できていなかった部分や明確な目安が見えていなかった部分がチューニングや器材のメンテナンスについてなんです。
そこで僕は機材関係のノウハウを学ぼうと思ったわけです。
最初は「やっぱりそういった音作りや機材関係のノウハウって企業秘密でレッスンの範囲外になるのかな?」と不安に思っていましたが、
僕のそんな不安とは裏腹にそういった部分ももちろんレッスンのしてくれるというこどで快く快諾してくれました!
当面はチューニングについて習っていこうと思いますが、そこから派生して演奏においての技術的な内容について習うこともあるでしょうし、自分一人でドラムを録音する時のレコーディングのノウハウなんかも学ばさせていただこうと思っているんです。
学ぶことは良いこと
僕はこれから、これまでのドラム人生で消化できていない項目や疑問点を解消するために学びに行きます。
ですがその反面、僕自身も人にドラムを教えることをしているのです。
世間一般には人にものを教えるいわゆる先生という立場の人が、誰か別の人のところに習いにいっていることをマイナスに捉える場合もあると思います。
でも僕は「別にいいじゃん、どの分野においても完璧な人間なんていないんだし、先生自身も学び、常に成長していればそれだけ生徒に教える内容の幅も広がるし質も上がるんだから」と思うんです。
なのでこうやって僕はブログに書いてますし、特に隠そうと思いません。
※事前にSakuraさんにはレッスン受けてるって公言していいんですか?って聞いたら「全然構わないよ。任せるよ〜」っと優しく言ってくださいました。
どんな立場でも学ぶって良いことじゃないですか!
あのDave Wecklだってあれだけのテクニックと地位を確立しているのに何年か前に発売したDVDでFreddie Gruberに最近習いに行ったと余裕で公言し、自身のDVDにまで出演してもらってるんですから。
今日学んだこと
もういきなり凄かったですよ、レッスン開始10分だけですでに今日のレッスン料ではまかないきれないくらいの価値の内容だなと感じましたから!
概要としては、シェルとフープの距離についてや太鼓の自然な鳴り方をさせるチューニング方法、スネアのボトムの構造とチューニングについて。
このあたりを中心に、Sakuraさんの超絶的なチューニング風景を見本で見せてもらいながら解説を受けました。
正直、初回ということで物凄く僕は緊張していましたし、Sakuraさんの超絶的なチューニング技術に圧倒され、なにより僕にとっての憧れのドラムヒーローが目の前にいるという現実離れした状況でパニックになっていた部分もありますが、とても丁寧に且つ優しく教えてくれたので終盤はだいぶ緊張もほぐれました。
今回たくさんのことを学びましたが、なにより「無添加の音」を体感することができました。
使い古させれたセット、幾重にも叩かれたヘッド、そんな町スタジオのドラムセットでも無添加の音ってこんなにイイ音なんだということを体験させてくれました。
体感・体験しないと教えてもらったことがダイレクトに自分の中に入ってこないと思います。
とても貴重な体験をさせていただきました。
そして今日は僕の愛用しているスネアも持ち込んでのレッスンだったので、Sakuraさんがチューニングするとどうなるかをこれまた実践してくれました。
いつも自分がチューニングしている聴きなれたスネアの音が整えられ、みるみるまとまった音になっていきました!
こんなにも違うものか、ちまたでよく言うまとまった音とはこういうことなのかと驚きました!
だからね、今ぼくのスネアはSakuraさんがチューニングした状態のスネアなんですよ!
もうこれだけで嬉しくて寝れなくなります!
レッスン後
レッスンを終えて家に着きこのブログを途中まで書き、僕は事前に予約していたいつも利用しているスタジオに行きました。
とにかく自分なりに今日の復習をしようと、4時間予約していたスタジオの全時間をチューニングに費やしました。
今日の復習(๑•ω•́ฅ✧
— Sugiyaman (@DrumSugiyaman) 2016年3月11日
とても楽しい‼︎ pic.twitter.com/MvGBDXD9GZ
今日使う部屋にあった16のフロアタムと10、12、14(なぜか13じゃないんです)のタム、先ずはこれを今日の復習をしながらチューニングしようとチャレンジしてみました。
実際に自分一人でやると、どんどん疑問が湧いてきます。
そして次のレッスンで解消するために、その疑問をメモ帳にメモを取る。
自分の耳がチューニングに対して肥えていないことを痛感しつつ、悪戦苦闘しながらやっていました。
ノウハウを学んでもそれがすぐにマスターできるわけでないのは分かっています!
もうひたすら手、耳、頭を使いながらやるだけです。
ちゃんとし先生に物事を習うと明確な目安が自分の中でわかるので、すごくのめり込むことができます。
男性はイメージしやすいと思いますがバイクを例に出して言うと、僕はどちらかというとコーナリングの攻め方やギヤチェンジのタイミングなど運転技術を上げることは物凄く夢中になるタイプです。
ですがその反面、バイク自体の改造や整備に対しては、「必要なことだし興味はあるけど何が良くて何が悪いのかよくわからないからな」と敬遠してしまうタイプです。
この要素がドラムにも影響していた部分がありチューニングに関してもちろん触れては来たのですが明確な目安がわからなかった分、純粋に楽しいと思える項目ではなかったのです。
おそらく、目安が分かろうと分かるまいと楽しさを感じ研究し続ける人が科学者的な要素を必要とする分野での天才と言うのでしょう。
ですが、今日のレッスンでSakuraさんに道しるべをしめしてもらい、明確な目安を体感させてくれたおかげで、チューニングがものすごく楽しくなりました!
今まで義務感でやっていたチューニングが、めっちゃ楽しいってなりましたもん!
レッスンをする方も、受ける方も一番のゲット感てここだと思うんですよ。
先生が無理に楽しませる方法を教えるわけでもなく、生徒は楽しもうと自分に言い聞かせるのではなく、楽しくなっちゃったというのが一番の理想だと思います!
これって今日学んだ「無添加」という言葉を使うなら、先生と生徒の関係が無添加の状態に発生するものだと思いました。
Sakuraさんは純粋にドラムのチューニングや鳴りについての本質を教えてくれた。
僕は純粋にチューニングを学びたいと思いSakuraさんにレッスンを受けに行った。
ただこれだけのことだと思います。
僕が今日のレッスン内容を細部にわたって100%理解できたわけではもちろんないですが、「チューニング楽しい」「もっと学びたい」という感情がここにありますからね!
まとめ
Sakuraさんはものすごく優しい方で、ドラマーとしてあらゆることの底が深いと感じました!
とても、勉強になりました!
それから、これは長くなってしまったので別の機会に書きたいと思いますが、Sakuraさんにはドラム云々ではなく人としての部分も教えてもらえたなとレッスン後の会話で感じました。
いや〜、すごい長いブログになってしまったな・・・
先日発売された「不条理種劇 /gibkiy gibkiy gibkiy 」を聴きながら書いていたのだが何周聴いただろうか。
ggg Info.https://t.co/7laniKP8Mb https://t.co/cMgs1GkBYH
— Sakura 櫻澤泰徳 (@sakurazawa) 2016年3月11日
ちょっと話は変わりますが、僕はミュージシャンが何かを伝えるすべは音だけではないと思っています。
そんな感じで、僕はこうやってブログ等で文章としても読んでくれる人に何か伝えることができたらなと思っています。
ま〜、一番は音なんでしょうけどね!?
どっちも出来ればイイじゃない!
ちなみにレッスン後は、ちゃっかりと持って行った色紙にサインをしてもらいました!
Sakuraさん、今日はありがとうございました!!!
これから、よろしくお願いします!!!
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