Sugiyaman

「毎日練習、さぁ練習」ドラマーSugiyamanのブログ

ドラムやってるSugiyamanです。ドラムの練習や機材について、CDを聴いた感想、プレイ分析、その他思っていることや雑談をマイペースに書いていこうと思いす。

右手に頼りすぎてない?安定したビートを叩くための練習方法

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楽曲に対して構成されているドラムフレーズは、大きく分けてビートフィルがあります。

 

耳馴染みのあるロックやポップスなどでは、8ビートや16ビートを叩きセクションの変わり目などに2拍〜1小節くらいのフィルを叩くというのが一般的です。

 

ドラムをやっていると、派手でかっこいいフィルや複雑でいかにもテクニックがなければ叩けないようなドラムフィルに憧れを抱き、そういったものをたくさん練習することでしょう。

 

派手なフィルや手数の多いフィルといったら、ドラマーの見せ場みたいなものですからね⁉︎

 

ですが冷静に曲中でのビートとフィルの割合を考えてみると、圧倒的にビートを叩いている割合の方が多いはずです。

 

つまり、いくらフィルの練習をたくさんしてかっこいいフィルが叩けるようになっても、不安定なビートしか叩けなかったら良いドラマーとは言えません。

 

極論を言うと、フィルが一切叩けなくてもビートさえ叩ければ曲は成立します。

 

しかし、フィルしか叩けないとなると楽曲を成立させることは難しいです。(不可能ではないですが)

 

そうなるとドラマーとして価値を高めるには、一緒に演奏している人がやりやすいと感じる安定したビート・聴いている人が心地よいと感じるビートを叩けるようにしなくてはなりません。

 

もし右手を使わなかったら?

基本的なビート、例えば8ビートを叩く場合ですと右手でハイハット、左手でスネアを叩き、右足でバスドラム、左足でハイハットのペダルを踏むというというのが一般的です。

 

では、もし右手を一切使わずにスティックも握らずにダランとさせた状態でビートを叩いたら、うまく叩くことができますか?

 

やってみると意外と難しいはずです。

 

いつもでしたら、ハイハットを8分音符という程よい間隔の音符で一定に刻んでいるのでやりやすかったはずですが右手のハイハットがなくなると、いつも鳴っていたところで音が鳴っていないことや右手の動きに連動して体を動かすことができなくなるので普段のように叩くことができなくなります。

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一つ一つに意思を持たせる

ドラムを始めたばかりの頃は、シンプルな8ビートを叩くこともできないはずです。

 

右手で8分音符をキープすることもできないでしょうし、キックを裏に入れたりすることもできないはずです。

 

しかし、だんだんと練習し慣れてくることによって、手足のコンビネーションが安定してくるのでビートが叩けるようになってきます。

 

これはビートだろうとフィルだろうと同じことで、ドラムのフレーズというのは全て手足のコンビネーションで成り立っています。

 

一緒に叩くところもあれば間を縫うように叩くところもあるといった具合です。

 

ですので、最初は手足のコンビネーションや絡みを意識して練習していくのですが、ドラム歴も長くなり慣れてくると意識しないでも叩けるものが多くなってきます。

 

ハイハットを刻み出せば自然と2拍4拍にスネアを打てるようになりますし、適当なさまになるところにキックも踏むことができるようになります。

 

ですが、まだこれでは自分では出来ているつもりでも実際は質の高い安定したビートは叩けていません。

 

そこで、初心者以上の叩けるバリエーションが多くなってきたドラマーさんは、先ほどいったように右手を使わずハットやライドを刻まずにビートを叩いてみてください。

 

そうすると、右手以外の部位にしっかりと意思がなくては、安定してビートを叩くことができないのです。

 

今までどれだけ意思を持たずに、流れでドラムを叩いていたのかを痛感するはずです。

 

もちろん最終的に行きつつところは、何も考えなくてもドラムを叩けることなのですが、そこのに行きつくためにはしっかりと訓練を積まなくてはなりません。

 

しっかりと意思を持って叩くことを意識し反復してそれを体に染み込ませてください。

 

いろいろなものが見えてくる

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先程言ったようにビートの練習をするときに右手でハイハットを刻まないと、普段見えていなかったことが見えてきたり、聴こえていなかったことが聴こえてきます。

 

スネアが安定して2拍4拍で鳴っていなかったり、キックのパターンのリズムの悪さに気がついたりと、いつもだったら気付かないところが浮き彫りになってきます。

 

ハットを刻んでいた時ならば流れでやっていた左手を振り上げるタイミングも、いざハットを刻まなくなるとあやふやだったことにも気がつきます。

 

それだけドラマーというものは、右手の存在に頼りすぎているということです。

 

そして、ハイハットがある程度安定して刻めていると、スネアやキックの微妙なズレがわかりにくくなっているため、しっかりと叩けていると勘違いしているのです。

 

もちろん体の一部が動けばそれに連動して他の部位も動くというのは良いことなのですが、やはり一つ一つにもしっかりとした意思が通っていた方がより安定したビートを叩くことができるようになります。

 

一流のドラマーたちは片手で水を飲みながらでも、崩れることなく安定したグルーヴィーなドラムを叩いていますからね。

 

実際にどうやって練習するのか

今まで言ってきたように、右手を使わずに左手でスネア・右足をキックというようにビートを叩く練習をするのですが、左足もしっかりと使ってください。

 

はじめは8分音符全てをハイハットで踏むところから始めて、8分音符の表だけ・裏だけというパターンでも踏みながらやってみてください。

 

かなり難しいのが8分音符の裏でハットを踏みながら叩くというもので、キックのパターンによっては拍の頭に音が一切鳴らなくなることもあるのでリズムキープが大変でリズムが崩れる可能性が高いです。

 

ですが、それでも崩れることなくリズムキープができるようになればかなり安定度は上がっていると思って良いでしょう。

 

それ以外にも部分ごとに意識して、毎回スネアのタイミングがきっちりと2拍4拍で鳴っているかや、キックのタイミングが正確か、音量や音色が自分の求めているもので鳴っているかなどを意識して練習してみてください。

 

もちろん、しっかりとクリックを使って練習してくださいね。

 

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