カッコよくなりたいのなら胸を張れ!
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胸を張って生きている人はカッコイイ!
よく聞く言葉ですが、実践し続けていくことは難しいものです。
これってドラムにも言えるんです。
もちろん精神的な観点で「自信を持って」ということもそうなのですが、今回の話は肉体的な部分の内容です。
姿勢をチェック
ドラムセットに座っている姿を横から見てみてください。
スタジオに鏡があるようでしたら、横からの姿勢を確認できるようにドラムセットを移動して確認しても良いですし、鏡がない場合はビデオカメラや手軽にiPhoneで横から撮影してチェックしても良いです。
姿勢はどうなっているでしょうか。
チェックするまでは、そこまで姿勢が乱れていないと思うかもしれませんが、背筋が曲がって若干猫背になっていませんか?
そして、知らず知らずのうちに前傾姿勢になっていませんか?
重心が前に行っていませんか?
もちろん、世の中には猫背で叩いているドラマー、若干うつむき加減で叩いているドラマー、前傾姿勢で叩いているドラマーで素晴らしいドラマーはたくさんいます。
なので自分が何を求めているのか?どうなりたいのか?によって捉え方が変わってくるのですが、「故障をせずに長くドラムを叩いていきたい」「身体を自然に動かし無理なくスムーズな動きをしたい」「背筋が伸びていた方がカッコイイ」という思いがあるのでしたら、背筋が伸びた状態をキープするべきと僕は考えます。
スポーツ選手が身体のバランスや体幹に気を使うのと同じです。
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胸を張ると背筋が伸びる
背筋を伸ばし姿勢良くしようと思っても、その姿勢をキープするのって結構難しいです。
常に鏡を見続けているわけにもいきませんしね。
そこで感覚として目安になるのが、胸を張ることです。
姿勢をチェックした時に気になる部分って、腰のあたりだったりするんです。
ドラマーが腰痛を起こしやすいということは有名な話ですので、自然と腰に意識がいってしまうんです。
ですが、意識するポイントは胸を張ることなんです。
胸を張ると、自然と腰をはじめ背骨全体が伸びます。
そして姿勢が良くなり、重心が腰にくるので安定し身体のバランスも良くなります。
ドラムという楽器はイスに座った状態で手足を激しく動かす楽器ですので、身体のバランスを保つことがとても重要になってきますからね。
バランスが崩れた状態ですと手は思い通りに動かせても、足が思ったように動かせないといったことが発生してきます。
なんだか練習してもうまくならないというスランプに陥ってしまったという感覚にもなりますし、身体の故障の原因にもなります。
こうならないためにも、背筋を伸ばし身体のバランスを保たなくてはいけません。
フォームが変わり、セッティングの修正が出てくる
胸を張り背筋をピンと伸ばすということは、今までそうじゃなかった人にとってはドラムを叩くときのフォームが変わったということになります。
となると、セッティングも今までのものでなく新しいフォームに合わせて修正しなくてはなりません。
セッティングの修正をしなければ、知らず知らずのうちに結局そのセッティングで叩きやすい元のフォームに戻ってしましますからね。
猫背で重心も前に行っていた場合は、背筋を伸ばすことによって全体的に体の位置が上にきます。
ですので、特に自分の体に近いスネアやハイハットやフロアタムは、その分高くしなければなりません。
続いて背筋が曲がっていたことにより重心が前に行っていたことも修正されましたので、今までよりも体の位置は後ろに来ています。
ですので、タイコやシンバル類を今までよりも自分に近づけなくてはなりません。
人によっては椅子の位置を、今よりもセットに近づける必要が出てくるかもしれませんね。
まとめ
ドラムを上達させるには練習が必要です。
その頑張ってやっている練習をより効果的且つ無駄なく自分の力にするためにも、今回書いたような内容に注目してみてください。
何か一つ見直すと連鎖的に他の箇所も気になりだすので、時にはスタジオに入ったら叩くことよりも姿勢や体の動きや細かなセッティングについて徹底的に研究してみると良いでしょう。
ドラムレッスンやってます。 レッスンについての質問や問い合わせはTwitter、Instagramのメッセージからお願いします。
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